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・コウモリ調査です!
瓦の上から封鎖になる作業です!
今回は特別!
ちなみに高所作業の概要書き込みしておきます。
高所作業時に必要な安全対策
高所作業をおこなう際、労働安全衛生法で決められたルールを守って作業しなければいけません。高所作業とされるのは2mですが、1.5mを超える高さ、もしくは深さのある場所で作業をするときも、安全に昇降ができるような設備が必要です。移動式も含めた階段などが該当し、作業者は必ずその設備を利用しなければいけないのです。
高所作業となる2m以上の高さを超える場所は、作業床を設置しなければいけません。よく建設現場などで鉄の板を組んでいるのを見かけることがあると思いますが、あの鉄の足場が作業床に該当します。
マンションの外壁修理や窓ふきなどでゴンドラ利用など作業床を設置することが難しい場合には、上昇や下降のできる器具を用意し、ロープ等を装着しなければいけません。こうした作業場所を労働安全衛生法ではロープ高所作業としており、安全帯やメインのロープの他にもう一本ライフラインと呼ぶロープも必要となります。
必要なものを揃えなければ作業はできません。さらに事前に調査や計画を立てて作業指揮者を設定する必要があります。
必要な装置
・メインロープ:命綱ともよばれる落下防止のロープ
・身体保持器具:メインロープと体をつなぐ器具
・ライフライン:メインロープとは別の補助用ロープで、昇降できる器具でも可
・安全帯:ライフラインと体をつなぐ器具
・安全帽:落下物から頭を防ぐなどのヘルメット
調査項目
・作業場所とその下側
・メインロープとライフラインをつなげる場所の位置や状態とその周囲、また作業場所までの通路
・メインロープやライフラインが切断されてしまう可能性があるか、あれば場所や状態
仮に作業者が墜落してしまった場合、上から落下物が発生しないかなどをふまえて、これらを調査し結果を記録として残しておく必要があります。
作業計画
調査した内容を元に作業計画を立てて関係者に連絡し、そのとおりに作業してもらわなければいけません。計画に必要な項目は下記です。
・作業方法と手順
・作業をする人数
・メインロープとライフラインをつなぐ場所とその位置
・メインロープとライフラインの種類と強度
・メインロープとライフラインのそれぞれの長さ
・メインロープとライフラインが切断される可能性のある場所と防止方法
・メインロープとライフラインを支える場所とつなぐ作業員の墜落防止措置
・作業中に上から落下するものがあればそれを防止する対策方法
・万が一事故が発生した場合の応急方法
作業指揮者
作業計画にそった作業を行うことを指示し、必要な措置がされているかどうか確認をする責任者となるのが作業指揮者です。
作業条件
作業時には下記の条件がそろっていないといけません。
・メインロープとライフラインはそれぞれ別の部分に固く確実に結ばれている
・メインロープとライフラインは作業をしている人が安全に昇降できる充分な長さがある
・建物の角部分などにあたりメインロープやライフラインが切断される可能性がある場合は、カバーをかけるなどの措置が必要
・作業者の体を守る保持器具はメインロープに適したものをしっかりと装着する
作業前点検
作業を開始する前には、かならずメインロープとライフライン、安全帯やヘルメットなどの点検をおこなって、問題があったらすぐに補修や交換をしなければいけません。