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害虫・ハト・ハクビシン対策 ル・ア・インセクト 松嶌 裕一です。
本日は37℃になるそうです。
蒸し暑いです|д゚) 熱中症に注意しています。
夕方、ヒアリ調査に伺いました。
万葉埠頭です!
富山新港では、本日毒餌を200個設置したそうです。
広大な敷地です。
入口付近に塩化カルシウムが散布してありました。
塩化カルシウムが無い場所にはアリがたくさん・・・
折り返しの地点で戻ります。
もこもこジャングルにはマムシがいるので、今回は調査なし!
怪しいアリを次回、捕獲して顕微鏡で確認します。
五箇さんフェイスブックより転載。
最初は初動が速いと感心したが、これは完全に国交省の暴走。そしてそれを止められない環境省・自然局の失態。…
ベイト剤の使い方を間違っている。
営巣も確認されていない中で、ターゲットも絞られていない中で無駄にベイトを垂れ流すのみ。
マイノリティのヒアリ減らす前に在来種のアリや昆虫類を減らして砂漠化を招き、下手すりゃ害虫・外来種のリサージェンスにも繋がりかねない。
そもそも有効成分のフィプロニルは農業現場でももっとも有害と称される「それこそ猛毒」。
ハナバチやトンボに対する影響も桁違い。
土壌中残留は500日にもおよび、分解物は親化合物よりも毒性が高くなるという次世代DDT。
我々研究チームが本剤をアルゼンチンアリに適用したのもその高毒性を逆手に取った戦略。
だからこそ環境リスクも慎重に評価して薬量を設定した。
今回のほぼ無計画とも言える絨毯爆弾的ベイト剤設置について環境リスクや残留は事前に評価されたのか?
同じ環境省内でも農薬リスク管理セクションからは不安・不信の声が聞かれる。
せめて省内でのセクトは外して情報共有とコンセンサスぐらい得たらどうなんだろうか?
相手が国交省だからといって言いなりになるのは如何なものか?
ていうか、聞けばお薬代は環境省の持ち出しだとか。
薬代ぐらい国交省に負担させろよ!
アリの専門家でないくせにヒアリ防除に駆り出されている身ではあるが、一方で、散々アルゼンチンアリは放置・人任せにしておいて、今更ヒアリでバカみたいに薬剤の無駄撃ちが推奨されていることには「農薬科学」の専門家として大きな疑問と疑念を感じます。
使うなら薬剤の構造式と物理化学性状、毒性、環境中動態のデータぐらい説明してください。
動画です!